2012年2月25日土曜日

外せない映画 38/100



八甲田山 (1977)




「天は我々を見放した」




一部創作が加えられてるが

1902年(明治35年)に八甲田山で実際に

日本陸軍による冬季雪中行軍訓練中に起きた

遭難事故(210名中199人死亡)を描いてる。




兵士がバタバタと死んで行く様は悲惨の一言




映画の中で描かれてる

バカな上司の下では優秀な部下と言えども

一蓮托生で死んでしまう


指揮権のない少佐が突然随行し

行軍責任者の大尉を差し置いて

あれこれと遭難の原因となる

決定をする描写に感情移入せずにはいられない

これが史実通りなのかどうかは分からないが

組織と属する人間のあり方を考えさせられる